設定集


●物語背景

  地球によく似て、地球と同じような歴史を刻んだ星・テラが舞台。

  かつて、テラでは文明の頂点を極めた人類が星を支配し、自然を圧迫する者達と
 逆に自然を護ろうとした者達が争っていた。
  それを憂えた万能なる善の意思・『神』は人類を滅ぼし、テラを浄化せんと『浄化の光』を
 放つ。それにより、人類の半数(主に自然に害をなす者達)が死に、生き残った者達にも
 神の使徒・『天使』が容赦ない攻撃を加えていった。

  それに対し、生き残った人類は反抗勢力を結成。小さなまとまりだったものが、やがて
 三つの大きな組織となった。
  それらの組織に神の力をも超えると言う神秘の武具、『エルファーシア十二神具』を操る
 『エルファーシア十二闘士』が現れ、彼等を中心として三つの組織は一つにまとまり、人類の
 守護軍・『牙の騎士団(ファングナイツ)』が誕生する。

  『牙の騎士団』の活躍により神はその力を失い、天使達も彼等の住まう世界『天界』に追いやられ
 人類は平和を手にした。
  この戦いを後の人は『聖戦』と呼んだ。

  『聖戦』で得た平和は束の間のものだった。

  疲弊したテラを狙い、悪なる意思・悪魔が人類の攻撃を開始した。
  さしもの『牙の騎士団』も窮地に追いやられ、最後の手段として、悪魔達の世界・『魔界』に兵を
 送りこみ、悪魔達を統率する七人の悪魔王を打ち倒すことにした。

  戦いは熾烈を極め、魔界に乗り込んだ兵で生きて帰ったものはおらず、神を打ち倒せし英雄
 十二闘士もその数を半数にまで減らした。
  それだけの犠牲を払って悪魔王の打倒に成功。
  今度こそ、テラは平和を手に入れた。
  この戦いは『真魔戦争』と呼ばれ、忌まわしき戦いとして語り継がれている。

 

  その後、エルファーシア十二闘士達は表舞台から姿を消し、生き残った人々はテラの再興に
 力を注いだ。
  やがて、自然が蘇り、人が増え、多くの国家が作られていった。

  しかし、それと同時に『歪み』と呼ばれる正体不明の怪物がたびたび出現するようになり人々を
 脅かした。
  歪みとの戦いの中で、『グランシス聖王国』と言う巨大国家が誕生。その国がテラに存在する全て
 の国家の中心となる。

  そして、真魔戦争の終結より、実に五千年の時が流れた世界で、『聖戦』の時を生きた十二闘士達
 が再び蘇る。

 

 

 ●キャラクター設定

 

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